2008年
11月08日(土曜日)
「生きがいの創造」
![]() | [決定版]生きがいの創造 (2006/09/20) 飯田 史彦 商品詳細を見る |
最近、若い息子さんを亡くした友人に捧げた本です。
子どもを亡くすことほど悲しいことがこの世にあるでしょうか。
ごく平凡な一般人として生き、そう悪いことも人を苦しめることもして
いないのに、
どうしてそんな辛い試練を受けなければならないのか、
その理不尽さを誰かに訴えたいでしょう。
誰かって、神様に?
そうだとしたら、まず神の存在から認めなければならないし…。
ぶつける相手、対象がないっていうのもまた辛いことですね。
生き残った者同士、責め合い、憎みあったりもして…。
この本は霊的、精神的な世界、前世などの存在を科学的に解き明か
してくれているの。
そんなことを聞くと、
「また、へんなオカルトや新興宗教まがいの本でしょ」
って思う人がほとんどだと思う。
私もそうだった。
でもね、私の話をもう少しだけ聞いて。
私はこの世で目に見える世界以外に、何か霊的な世界はあるのだ
ろうとは思っていた。
霊的体験もしたことがなく、幽霊も見たことがないから信じられなくて
も、そういう世界は絶対にないと否定はできないでしょう?
それで、新興宗教関連ではなく、科学的にそういうことについてちゃん
とした実験やデータのもと、説明してくれる人はいないのかなー、と
探していたの。
出会って 「あっ」 と思ったのは、スェーデンボルグ教授の、
「私は霊界を見て来た」
という本。
彼は物理学や数学など20の分野で世界に認められている学者。
死後の世界についてあれこれ考えていたら、ある日、霊界から使いが
来て、
「私が霊界のしくみや死後の世界についてあなたを案内するので、
見たこと聞いたことを現世に戻って人々に伝えなさい」
そうして彼はその体験を本にした。
超一流の学者ってところがおもしろいでしょ。
(といいつつ、内容については私はどこそこ半信半疑なんだけど)
次に出会えたのがこの本。
私はこの、福岡大学教授である著者による、
霊界や死後の世界についてを科学的にかつ愛情を基盤に書かれた
本を読んで、
「人はなぜ生きているのか」「なぜ死ぬのか」
など、いくつもの人生の疑問に対する答というか、納得できる答の
候補をリストに並べられた気がしている。
著者が実在する日本人であるということも、精神構造的に近いのか、
心のアンテナで共感できることが多い。
話を元に戻すけど、
子どもを失った親には、何の慰めの言葉もかけてあげられないよ。
たとえどんな適切な言葉が見つかったとしても、その悲しみの深さ
からすれば、実際に経験もしていない他人の言葉なんて空しく響く
だけでしょう。
私はこう言ってこの本を紹介したの。
「子どもを亡くすことほど悲しいことはないと思う。
その悲しみはいつまでも続くでしょう。
でもね、この本を読んでみて。
先立つ子どもたちって、親の魂の成長を助けるらしいよ。
だから、捧げられる最高の親孝行なのかも。
人は生まれた時から、魂の修行をしているんだって。
前世で遣り残した課題があるから、
『もう一度チャンスをやるから、前世でやり残した課題を今度こそ
クリアしなさい』
ってまた命をもらって生きている。
前世でさんざん間違いを犯して人を傷つけて、もっとましな人生を送り
たかったと思いつつ死んだから、
今度の人生では少しでも魂を磨いてレベルアップできるように。
だから、子どものうちに死ぬ魂は、もうこの世でまた欲に溺れたり人を
憎んだり傷つけたりしながら成長する必要がない、魂のレベルが高い
ケースみたいだよ。
それからね、『親孝行』 って言ったのはね、
人は愛する者の死に向かい合うことによってものすごいエネルギー
を使い、人間として目覚め、それを乗り越えようとして魂が大きく成長
するんだって。
死んだ子は自分の命を犠牲にして、親の魂の成長の手助けをして
応援してくれてるんだよ。
この本によれば、また会えるし。
だから、しっかりしなくちゃ。
(表現には私の解釈からくる言葉が多く、原文とは違っていますので、
ご了承下さい)
著者はね、れっきとした大学の教授。
退行睡眠でその人の前世に遡って現世の苦しみを取り除く療法の
研究をしていて、医学的、科学的基盤もすごくしっかりしている。
この研究を学会で発表した時は、きっとすごいバッシングを受けるだ
ろうって覚悟していたんだけど、
反対に全国から真剣な問い合わせが殺到して、個別に返事が仕切れ
なくなったから、より多くの人に伝えられるようにって本にしたらしいよ。
あなたの慰めや立ち直るきっかけになるかどうかわからないけど、
一度、読んでみて。」
彼女は魂の抜けがらのようになっていて、日常生活もままならず、
後追いを考えたり、離婚の危機にも瀕していました。
子どもの死を、”親孝行” などという言葉を使われ、たぶん戸惑ったの
でしょう、この本もすぐには開けてみる気にはならなかったようですが、
最後の望みとして最近読み、「光が差して来た」 と言っていました。
私自身、身近な愛する人々をあの世に送り出すことが多くなる年令に
なりました。
そして、年に関わらず、人は誰でもいつも死と隣り合わせです。
この本を読むと、生きているうちにやらなければならないことがわかっ
て来るし、生きている人たちだけでなく、
先に亡くなってしまった愛するたちにも成長の手助けをしてもらってい
るような気がするし、
そういう亡くなってくなってしまった人たちとこの世で縁が持てたことに
感謝できますよ。
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