2−50 フランスのディジョン大学へ(1)
今日は、ディジョン大学 (現在のブルゴーニュ大学)でフランス語
コースに通った時の思い出を、アルバム形式で紹介するね。
ディジョン
ディジョンはパリから南東へ300キロ。
ワインで有名なブルゴーニュ地方にあって、マスタードの産地とし
ても有名。
それはそれは美しい街で、「プチパリ」と呼ばれ、本当に凱旋門ま
であるんだ。
私はこの街に住んだことを思い出す時、あれは夢の世界じゃなか
ったのかって思ってしまう。
Darcy公園と凱旋門と街並み (絵葉書)
↓このあたりに住んでいた。
これがなんと、市役所の入っている建物なんだよ!!(絵葉書)
元ブルゴーニュ公爵の宮殿だって。
後ろは、ノートルダム教会 
ノートルダム教会入口にある
ふくろうの彫り物。
これに触ると幸せになれるというので、
磨り減ってしまっている。
ふくろうって、日本でも「不苦労」とかけて
幸運の使者だよね!
私もタッチしたゾ。
上の絵葉書の手前に半円形の広場があるでしょう?
元宮殿の反対側。
これが、
Place de la liberation つまり、英語でいうと
Place of the libetation
”解放の広場” かな?
ここにはお店やレストランがあって、時々お昼とか食べに行ったんだ。
また別の、ディジョンの絵葉書。
こんなふうに、中世の建物がたくさん残っている。

上の絵葉書右下にある、広場の噴水 いつも通っていた路地裏の小路

クリスマスには町中がイリュミネーションで飾られて、
ほんとにきれいだった。(絵葉書)

住所のところにある F.J.T. は、「フォワイエー ドゥ ジュンヌ トラバイユーズ」
文字通り、「働く若い女性の寮」 …まだあるかな?

学食の外で
学食へ続く、キャンパスの並木道

大学学生寮日本人学生の部屋で (髪、切った!)

大学で知り合って大の仲良しになって、
よく行動を共にしていたマドレーヌ。
数年後に日本へも来たんだヨ。
ちなみに、学生寮は月 35,000円。
学食では一食200円くらい。
さすがフランス、何でもおいしかったけど…
私は、「かえるが出たらどーしよう…」 ていつも警戒していた。
でも、他の日本人学生は、
「かえるは高級料理だから、学生食堂では出ないよ」
と言っていた。
学食のメニューは世間の物価の鏡だそうで、その時々に一番安い
食材が出てくるのだそうだ。
ある日、不思議な唐揚げが出た。
衣はとってもおいしいんだけど、中身が真っ白でマシュマロみたい
にふわふわしている。
うーん… なんだこりゃ???
何だったと思う?
ぎゃぁ〜っっっ!
羊の脳みその天ぷらだってーーっ !!!!
あのね、大学のフランス語コースに申し込みに行った時ね、申し
みができたのは良かったんだけど、
「大学の学生寮はいっぱいで空室なくて入れません」
て言われちゃったんよ。

それで、どーしたと思う?
大学の事務局の人が、「町の中にフランス人向けの、
”働く若い女性の寮” というのがあるから、そこへ行ってみれば?」
ってアドバイスしてくれたんだ。
そしてそこへ行ってみたら、空室があるっていうの。
フランス人の女の子といっしょの部屋だけど、って。
フランス人の女の子とルームメイトになれるなんて、願ったり叶っ
たりじゃーありませんか?
ふだんだったら、学校終わって寮に帰った時くらいひとりになりた
いって思うかもしれないけど、
何しろ、限られた短い期間に、生きたフランス語をできるだけ身に
つけようって目標を持ってここへ来ているわけなんだからね!
とっても楽しかったよ。
働く若いフランス人の女の子たちと友だちになれて。
フランスでは、日本のように大学の進学率は高くない。
「どうしてそんなに勉強したいの?
知識ばかり詰め込んでも仕方ないじゃない。
少しでも早く自立した方がずっといいし、フランスにはそう考える
若者が多いよ」
って彼女たちは言っていた。
この寮に入れるのは18才から22才までの年令制限付き、働く
フランス人女性だから、
「若いのにしっかりしているなー。
ちょっと日本の同年代の私たちの傾向とは違うかも…」
と思ったことでした。
”働く若い女性の寮” 窓からの眺め

結構長い時間、夕暮れ時に町中に響き渡る
教会の鐘の音が、この情景にピッタリで哀愁を誘った。

”働く若い女性の寮” の部屋 イギリスもそうだったけど、家具付き

そこで一緒に暮らした、フランス人の女の子たち
毎日、フランス語でおしゃべりしてたってわけさぁ。

ある日ね、町を歩いていたら、F画伯のお孫さんと知り合ってしまい、
お宅に招待までされちゃった。すごくいい思い出になったよ。

画伯のお孫さん夫妻とひ孫さんたち
(2)に続く
- [2009/01/13 23:58]
- 第2章 ヨーロッパ諸国 |
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