2008年
07月08日(火曜日)
2−23 スーパーマン日本男児
口は悪いけどめんどうみのいい親分肌のおっちょさんは、名物日本人。
某一流大学哲学部卒。空手何段。
ずんぐりむっくりでたいしてイケメンでもないくせに、どういうわけか
外人女性に大モテ。
授業で日本の紹介として空手を紹介した時、
「カラテ イズ ノット ファイティング。
イト イズ ヒロソヒー、 ストップ ザ ウォー。」
(空手は闘争ではない。哲学だ。それは戦争をストップするものだ)
と言って、シンディーに感動を与えたのがそもそもの始まり。
その後シンディーの家でやったパーティーには、腕をふるって天ぷら、
すきやき、湯豆腐をプロ並に仕上げ、その上、空手を見せてくれとせ
がまれ、
「これは本来は見せ物ではないんですよ」
などとうそぶきながらも、精神を集中して厚い板を見事に割ってしまっ
たので拍手喝采。
その上、日本の歌が聴きたいという要望に応えてギターを弾けばこれ
がまた、日本の曲からロックまで、ボロロン、ボロロン一級品。
とうとう、「ヨシオは料理もうまいし、空手も強いし、ギターも弾けるし、
何でもできて、まるでスーパーマンみたい」
と、ますます (外人女性に) もてたんだけど、
「名声が落ちてはいけない」 と、歌だけは決して歌わなかった。
ところが彼が日本へ帰る前、相棒の “ちゃんちゃんこさん” こと定夫
さんとスコットランドの旅に出る前にやったお別れ会には、
いっしょのホームステイ先のイタリア人の女の子たちが日本人に教
わった “岬めぐり” と “からすなぜ鳴くの” を歌ったあと、
「どーしてもヨシオの歌が聴きたい」 と言って聞かず、おっちょさんは
仕方なく、“妻を恋ゆる歌” を唸(うな)ったんだけど…
イタリア人の女の子たちは、それはそれはけげんそうな顔をしていた。
定夫さんとのスコットランド旅行では、途中でジュースが飲みたくなり、
バスの停車中にスーパーでオレンジジュースを買ったら、それが濃縮
ジュース。
次のストップで牛乳のパックらしいのを買ったら、それが生クリーム。
二人とも飲むに飲めずに、喉をカラカラにしてへたばっていると、
後の座席で一部始終を見ていた老夫婦が家に呼んでくれ、ご馳走し
て一晩泊めてくれたとか、
どこかの町で、鳩にパンをやっていたら、浮浪者が寄って来て、
「鳩になんかやるなら俺にくれ」
と、パンを全部取られちゃったとか、
あまりスーパーマンらしくない旅をして来たみたい。
このおっちょさんが、帰国前に言った。
「外人の女の子は、きれいなのもおるけど、あいつら、男といっしょに
楽しもうって方が先なんやな。
やっぱり日本女性が一番ええな。
ええか、しっかりせえや。
おまえとひろとはどうも頼りなくて見ておれん。
俺は帰るけど、困ったことがあったらちゃんちゃんこに何でも相談せえ
や。
あいつは日本でも一流会社に就職スッと決まって、あの若さで責任
ある仕事なんでも任されてる、しっかりした頼りがいのあるやっちゃ。
俺からもよー頼んどくさかいな。」
「はーい。」
旅先で出会った、つかの間の仲間たち

おっちょさんの帰国を前に、おっちょさんとちゃんちゃんこ
さんがスコットランド旅行に発つところ。
パイプ先生も途中までいっしょのもよう。

「ほなな、行ってくるわ」 「いってらっしゃ〜い」

なんだかんだ言っても、いい同国人仲間だったさ。
え? 恋がなくて残念だったって? ウーン … … …
(たぶん私が子どもっぽかったので、誰も女と見なかった)

この頃出した、祖母宛て絵葉書の裏面
(どんなことを考えていたのかわかる)
今日も投票、お願いしますねー

↑ ランキング投票箱の一番上のと同じです。 プチンと押しください。
おしらせ
*前号で紹介した、ブロードストリートにあるカレッジは、
クライストチャーチ カレッジではなく、BALLIOL カレッジでした。
クライストチャーチ カレッジの内部 (ダイニングルームなど) は本当
にハリーポッターの撮影に使われたかモデルになったかなんだけど、
そのカレッジがあるのは、別の場所だった。
あまりたくさんカレッジがあるので (40以上) どれがどのカレッジ
だったか、写真を見ても今でもわからないのがあるんだ。
ごめんね。
ということで、前号のその箇所をちょっと書き直して違う内容にした
ので、もう一度見て下さい。
*スポット観光編 Vol. 6 イギリス/ ブレナム宮殿 新記事載せました。
そこの広〜い庭は、私のだ〜〜い好きな場所なので、そっちも見てね。

某一流大学哲学部卒。空手何段。
ずんぐりむっくりでたいしてイケメンでもないくせに、どういうわけか
外人女性に大モテ。
授業で日本の紹介として空手を紹介した時、
「カラテ イズ ノット ファイティング。
イト イズ ヒロソヒー、 ストップ ザ ウォー。」
(空手は闘争ではない。哲学だ。それは戦争をストップするものだ)
と言って、シンディーに感動を与えたのがそもそもの始まり。
その後シンディーの家でやったパーティーには、腕をふるって天ぷら、
すきやき、湯豆腐をプロ並に仕上げ、その上、空手を見せてくれとせ
がまれ、
「これは本来は見せ物ではないんですよ」
などとうそぶきながらも、精神を集中して厚い板を見事に割ってしまっ
たので拍手喝采。
その上、日本の歌が聴きたいという要望に応えてギターを弾けばこれ
がまた、日本の曲からロックまで、ボロロン、ボロロン一級品。
とうとう、「ヨシオは料理もうまいし、空手も強いし、ギターも弾けるし、
何でもできて、まるでスーパーマンみたい」
と、ますます (外人女性に) もてたんだけど、
「名声が落ちてはいけない」 と、歌だけは決して歌わなかった。
ところが彼が日本へ帰る前、相棒の “ちゃんちゃんこさん” こと定夫
さんとスコットランドの旅に出る前にやったお別れ会には、
いっしょのホームステイ先のイタリア人の女の子たちが日本人に教
わった “岬めぐり” と “からすなぜ鳴くの” を歌ったあと、
「どーしてもヨシオの歌が聴きたい」 と言って聞かず、おっちょさんは
仕方なく、“妻を恋ゆる歌” を唸(うな)ったんだけど…
イタリア人の女の子たちは、それはそれはけげんそうな顔をしていた。
定夫さんとのスコットランド旅行では、途中でジュースが飲みたくなり、
バスの停車中にスーパーでオレンジジュースを買ったら、それが濃縮
ジュース。
次のストップで牛乳のパックらしいのを買ったら、それが生クリーム。
二人とも飲むに飲めずに、喉をカラカラにしてへたばっていると、
後の座席で一部始終を見ていた老夫婦が家に呼んでくれ、ご馳走し
て一晩泊めてくれたとか、
どこかの町で、鳩にパンをやっていたら、浮浪者が寄って来て、
「鳩になんかやるなら俺にくれ」
と、パンを全部取られちゃったとか、
あまりスーパーマンらしくない旅をして来たみたい。
このおっちょさんが、帰国前に言った。
「外人の女の子は、きれいなのもおるけど、あいつら、男といっしょに
楽しもうって方が先なんやな。
やっぱり日本女性が一番ええな。
ええか、しっかりせえや。
おまえとひろとはどうも頼りなくて見ておれん。
俺は帰るけど、困ったことがあったらちゃんちゃんこに何でも相談せえ
や。
あいつは日本でも一流会社に就職スッと決まって、あの若さで責任
ある仕事なんでも任されてる、しっかりした頼りがいのあるやっちゃ。
俺からもよー頼んどくさかいな。」
「はーい。」
旅先で出会った、つかの間の仲間たち

おっちょさんの帰国を前に、おっちょさんとちゃんちゃんこ
さんがスコットランド旅行に発つところ。
パイプ先生も途中までいっしょのもよう。

「ほなな、行ってくるわ」 「いってらっしゃ〜い」

なんだかんだ言っても、いい同国人仲間だったさ。
え? 恋がなくて残念だったって? ウーン … … …
(たぶん私が子どもっぽかったので、誰も女と見なかった)

この頃出した、祖母宛て絵葉書の裏面
(どんなことを考えていたのかわかる)
今日も投票、お願いしますねー

↑ ランキング投票箱の一番上のと同じです。 プチンと押しください。
おしらせ
*前号で紹介した、ブロードストリートにあるカレッジは、
クライストチャーチ カレッジではなく、BALLIOL カレッジでした。
クライストチャーチ カレッジの内部 (ダイニングルームなど) は本当
にハリーポッターの撮影に使われたかモデルになったかなんだけど、
そのカレッジがあるのは、別の場所だった。
あまりたくさんカレッジがあるので (40以上) どれがどのカレッジ
だったか、写真を見ても今でもわからないのがあるんだ。
ごめんね。
ということで、前号のその箇所をちょっと書き直して違う内容にした
ので、もう一度見て下さい。
*スポット観光編 Vol. 6 イギリス/ ブレナム宮殿 新記事載せました。
そこの広〜い庭は、私のだ〜〜い好きな場所なので、そっちも見てね。

